体験授業と地域講義
河川漁場保全のためのヨシ刈取りと河川の生態観察
太田川を守り育てる漁業への熱意と高齢化等への危機感を持つ漁業組合やいいね太田川隊、漁協等と連携して内水面水産業の振興や河川環境の保全を進める広島市役所、広島大学学生の川・水辺環境や多様な川魚と漁法への関心、広島大学が持つ水産資源管理や水環境保全の知識の連携活動が、この地域での地(知)の拠点整備事業教養ゼミの基盤になっています。
広島市では、いいね大田川隊、太田川漁業協同組合のご協力をいただき、6月28日に地域体験授業を開催し、山本ゼミグループ10人が参加した。いいね太田川隊は、漁場の保全と親水空間の形成を目的に太田川支流の吉山川でヨシ刈りを行っている。授業では、いいね太田川隊代表で太田川漁業協同組合代表理事組合長でもある森正記氏に吉山川流域の自然生態系について講義をしていただいた。体験作業では、刈取りされたヨシの搬出作業や吉山川の生き物・生態観察を行った。
・講 義
・葦刈取り後のヨシ収集
・吉山川 小野原橋付近の生き物観察
地(知)の拠点整備事業 体験学習参加学生(TA)の声・感想
ヨシ刈りは大変な作業でしたが、漁場の保全のための大切な作業であると学ぶことができました。川の探索なども行いましたが、普段このように自然や生き物と触れ合う機会はあまりないので今回の活動はとても貴重な体験になりました。(参加TA)
山本ゼミ体験授業の発表
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