地(知)の拠点活動の中山間地域・島しょ部対策領域を担う生物生産学部では、農漁村地域をフィールドに、体験学習を出発点とする地域志向型教育を実践しようとしています。この活動を円滑に進めるために、学生、教員に加え、連携市町と地域住民の皆様に参加していただく円卓フォーラムを毎年開催しています。
大学が進める地域志向型教育に関する情報交換を行い、進捗状況を評価していただくのが目的です。フォーラムでは、大学を媒介にした地域間連携と交流、地方創生に貢献する人材育成のあり方についても討論いただきます。
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業
広島大学は、中山間地域・島しょ部とともにあり続け、現場主義に基づいた、地域志向型の教育研究活動に努めます。
中山間地域・島しょ部は、広島大学の地域に根差した教育研究活動を支援し、地域の視点、農林水産業の活性化の視点から、提案を行います。
地方行政は、中山間地域・島しょ部と大学との交流連携を、地域振興の有効な手段の一つとして位置づけ、これを支援します。
中山間地域・島しょ部、地方行政、広島大学の三者は、このような活動を通じて、次代を担う若い世代にエールを送ります。
円卓フォーラムによって市町・地域と学生・大学の連携や取組を年々強化するための情報共有・改善の仕組みの確立、さらには円卓フォーラムの実質的機能として、活動の自己点検、外部評価を組み込み、オープンなCOC改善の場・仕組みが定着しました。