共同研究による地域社会活性化への貢献で副学長表彰
道の駅ゆめランド布野・三次市と生物生産学部の学生・院生による酒粕アイス(オリゼさんのアイ酒)共同開発の活動が評価され、3月7日に30名の学生が副学長表彰されました。表彰式は、学生が列席し、江坂副学長から表彰状と記念品を授与されました。
三次市市役所、布野の方々も、この受賞を大変喜んでいただきました。
表彰に値すると認められる行為 |
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「道の駅ゆめランド布野」で地(知)の拠点体験学習を行った際、地域特産品となる新商品「酒粕アイス」の開発を学生が提案した。これをきっかけに、道の駅 ゆめランドと三次市との産学官共同研究が始まり、学生と道の駅ゆめランド布野のスタッフがアイスの試作・検討を重ね、「布野の酒」と「わかたの酒」の酒粕 を配合した「オリゼさんのアイ酒(酒粕アイス)」を完成させた。 アイスのアルコール濃度分析、味の評価、ネーミングやキャラクターの企画・考案にも携わるなど、地域社会の活性化に貢献した。 |
このアイスは、売れ行きも大変好調で、29年6月末(開発販売後約11ヶ月)で、約5,000個の販売実績を上げました。
平成28年7月9日、三次市の道の駅ゆめランド布野と生物生産学部の学生の共同研究から生まれた「オリゼさんのアイ酒(酒粕アイス)」のお披露目と販売が開始されました。
酒粕アイスは道の駅ゆめランド布野が新たな訪問客を呼び込むため、地域で生産している酒の酒粕を使用して開発されたものです。
アイスお披露目会 と 瀬﨑三次市副市長(右)によるアイスの講評
オリゼさんのアイ酒(2種類の新製品アイス)
開発にあたって、道の駅と三次市から本学の学生のアイデアや感性を活かしたいと申し入れをいただき、産学官共同研究を開始。
生物生産学部の教養ゼミ体験授業を受講する学生や微生物機能学を専攻する学生・院生など約20人が、酒粕アイスのアルコール濃度分析、味の評価、ネーミングやマスコットキャラクタの企画などに参画させていただきました。
今 回の取り組みに参加した学生は、「地域を知る・地域と関わる・地域と協働する」という地(知)の拠点(*2)のステップを踏んで製品開発に至る成果を実 感できたことで、三次市や地域の皆さんへの感謝の気持ちとともに、今後も地域に貢献したいという意欲が一層高まったようです。
また、「企画に向けてみんなの意見を一つにまとめていくことの難しさを知った」「将来食品開発の分野に進みたいと思っているので、体験できてよかった」と 感想を述べ、学生が相互にコミュニケーションを図ったり、専門分野の選択に向けた動機づけの一つとなったことがうかがえました。
道の駅でアイスを紹介する学生
広大コープショップでも8月から販売開始
7月から販売を始め た道の駅に続き、8月から広大コープショップ(北1、北2)でも販売を始めました。
販売開始にあたって、8月2日(火)12時10分から、開発に携わった学生が東広島キャンパスの北1コープショップの店頭に立ち、酒粕アイスのPRや説明などを行いました。
オリゼさんのアイ酒(酒粕アイス)を買い求める学生や職員
開発に携わった学生・担当教員や生協理事などみんなで販売開始の記念撮影