〖広島大学地(知)の拠点整備事業(COC)中山間地域島しょ部対策領域〗
井仁地区は、中国自動車道戸河内IC及び加計スマートICから車で8分程度と都市部からの近接性を持つ反面、標高550mにある集落は、人口56人、高齢化率44.6%で中国地方における過疎地域の代表的例でもあります。 平成11年日本棚田百選、平成12年に広島県景観大賞を受賞しました。
少子高齢化や人口減少等により、人材不足による交流基盤の弱体化、棚田景観の維持が困難になるなどの課題がある中、平成23年度から地域計画づくりに取り組み、将来の地域のあるべき姿を模索しています。
地区の拠点となる旧小学校を活用し、都市交流事業や都市住民の参入による棚田の景観保全や休耕地の活用等に向けた取り組みを行い、地区住民がこれからも棚田と共生し、美しい景観と故郷を後世に残すことに誇りをもって生きることができる地区づくりを目指しています。
体験作業と地域の方の講義を通じて、地域の活動を学生が理解し、地域と広島大学との交流を深めながら継続的な連携や大学の地域支援・貢献につながることが期待されています。
棚田田植えの状況
棚田収穫時期
井仁のいろいろト