東広島市 トムミルクファーム
トムミルクファームは1998年にフリーバーン牛舎を取り入れ、雇用型酪農経営を導入しました。以来、6次産業化・開かれた牧場を目指し、乳製品加工・販売を手掛けると同時に、牧場を公開した一般向け酪農教育も行っています(全国300の酪農教育ファームに認定)。
耕畜連携を目標に、飼料用稲「たちすずか」をいち早く周辺で栽培してもらい、導入、試行錯誤の上、使用量を年々拡大しています。
現在の課題は、ロール(乾飼料をビニールで巻いた大玉)の鳥獣害対策・保管場所、輸入飼料の高騰など。現代日本、農業ほど難しい事業経営はありません。農村と地域を未来に残すため、本気で取り組み、あきらめず、やりきっていく集落法人の担い手を待っています。
地域の酪農家として、地域の稲作農家と連携し飼料用水稲の栽培や耕畜連携をいち早く進め、畜産業を基本とした6次産業化や地域連携に取り組んでおり、トムミルクファームを中心に県央(豊栄・福富・河内)で取組まれている耕蓄連携や6次産業化、さらには当該地域での活性化方策などにも意欲的です。