学生による改善ワークショップ

f0ceb3830bacf0015e47b2025dee52d5-1 COCの中山間地域・島しょ部対策領域が行ってきた教育プログラムでの体験や成果を振り返り、地域志向型教育活動の課題や今後のあり方について、学生がWS形式で以下の授業について話し合いました。今後、地域志向教育のマニュアルに反映させて行きます。

1.教養ゼミ体験学習
2.中山間地域島しょ部連携インターンシップ
3.中山間地域島しょ部連携特別講座

 

地(知)の拠点 学生グループ討論の抜粋メモ
Bグループ
・持続的に続けることが重要だ。ある転入生は、酪農体験を継続的におこなったことで、興味につながり、広大に転入するきっかけになった。単発的な取組でなく継続性があった方がいい。
・事前学習をしっかりすることが重要だ。事前学習をしっかりした班は、活動に対して興味をもって参加できた。不十分だった班では、なぜしんどい作業をしなければならないのかわからず、興味を持てなかった。  
 Cグループ
・6次産業化の進んでいる地域があるが、世代交代の難しさ、宣伝が不十分、資金不足などを感じた。
・地域活性化がしっかりしているところでも、農業の大変さを学ぶことに重点がおかれ、地域が努力している姿を十分には学べていないと感じた。
 Dグループ
・栽培の様子や地域の特色など行ってみてわかることがたくさんあった。若者の従事者がいないこともわかった。
・経験だけでは体験だけで終わってしまう。事前学習をもっとしっかりして、事後学習では改善案や対策をじっくりまとめる機会がほしい。
 Eグループ
・明るい面は、道の駅の賑わいをみて、活性化していると感じた。これまでの地域に対するマイナスイメージがプラスに変わった。
・年間を通じて、作業をしてみたい。摘果をしたら、収穫まで体験できる仕組みがいい。 教ゼミが前期のみなのでしかたないが、後期にも、もっと体験の場がほしい。
 Fグループ
・体験活動+グループ討論にしてほしい。グループ討論はなるべく体験後すぐがいい。
・1日だけより、何日か行くプログラムの方がいい。
・地域のいい面だけでなく悪い面も見せた方がいい。梨の摘果はつらかったが、農作業が大変であることが理解できた。