広島大学の学生が豊栄の獣害柵の点検見回り補修を実践:獣害対策に有効な牛の水田放牧なども学ぶ(教養ゼミ6月25日)をプレスリリースしました。

広島大学の学生が豊栄の獣害柵の点検見回り補修を実践
獣害対策に有効な牛の水田放牧なども学ぶ(6月25日)

1.概 要
 広島大学生物生産学部の学生は、中山間地域の大きな課題となっている獣害対策について、東広島市豊栄のトムミルクファームや農事組合法人シバザクラの里乃美の皆様の指導をいただき、周辺に作られている獣害柵の点検見回りと補修など、学生による地域貢献活動を実施します。

 また、獣害対策に有効との観点から最近注目されている「牛の水田放牧」などについて、トムミルクファームの沖代表や地域の方々から学び、昼食は特製ジビエカレーをいただきます。

 日程:6月25日(日)午前9時40分から作業 (9時から水田放牧等の計画説明)
 場所:トムミルクファームを中心に豊栄町乃美など
 参集:東広島市豊栄町乃美1083-5 トムミルクファームTEL 082-420-3323
 参加者:広島大学生物生産学部 学生・院生・教職員32名  
               トムミルクファームや乃美・宇山地域の方々

2.内 容
(1)東広島市の中山間地域では、獣害対策が大きな課題になっており、農地を柵で囲うなど設置に多大の経費が必要であり、その柵の維持管理も大変な作業になっています。
(2)広島大学生物生産学部の学生(教養ゼミ1年生・上級生・院生)は、地域の方々の指導をいただき東広島市豊栄町乃美に設置されている獣害柵約1キロにわたって点検補修作業を行います。
(3)また、トムミルクファームと地域で計画されている「家畜を使った獣害対策として注目が集まっている牛の水田放牧」について、設置・放牧に向けて地域の皆さんと共に学びます。
(4)当日のスケジュールは、次(裏)ページのとおりです。
(5)広島大学生物生産学部では、広島県内の中山間地域島しょ部において、農業などの優れた取り組みを現地で学び体験する「地域志向の現地体験授業(教養ゼミ)」を実施し、学生の地域への関心と地域貢献活動などへの意識を高めています。今回の取り組みは、この活動を進める地(知)の拠点活動の一環として実施するものです。

【お問い合わせ先】
広島大学大学院生物圏科学研究科 地域連携室 コーディネータ 大泉賢吾
Tel:082-424-7905   FAX:082-424-6480
URL:http://hirodaicoc.hiroshima-u.ac.jp/chiikitaisaku/
E-mail:sei-chiiki@office.hiroshima-u.ac.jp