太田川漁協・太田川上流漁協と連携して太田川の環境調査研究(生物圏科学研究科・教育学研究科)を開始しました。

 太田川漁協には、本学の地(知)の拠点体験授業等を引き受けていただいていることから、太田川のアユ漁の減少や河川環境に関する地域課題について学生が3年間現地や座学で学んできました。
 この度、太田川漁協・太田川上流漁協から要請を受けて、生物圏科学研究科河合研究室と教育学研究科竹下研究室が合同で、「太田川の河川環境調査研究」を実施することとなりました。
 両研究室の学生も意欲的に現地調査を開始しました。自分たちの研究が地域に貢献できることを実感して卒論や修論などの成果にもつなげますと意気込んでいます。

太田川漁協のブログ から

 良い苔がつかない、アユが見えない等、近年アユをとりまく状況は悪化しているように思います。トビケラ、川虫などが育っている川はアユも良いそうです。
 また、ウグイが虫を食べて石がきれいになればコケもつくのでアユも成長します。
良い珪藻がつくために多様な生物の連鎖が必要です。
 太田川のアユ等などの川魚や関係する動植物が生息しやすい環境をつくり、生物多様性のある豊かな川にする事を目的に、河川環境の調査をします。
 4月初旬から、先生と将来を担った学生さん達数名で調査を開始されます。
 現地視察の時から川に入って石をはぐってみたり、川に潜る気マンマンの様子でした。

以下、3月29日 太田川漁協管内調査地点予備調査
   3月31日 太田川上流漁協管内調査地点予備調査の写真です。

図1図3図4図2

DSC02944DSC02941