地域から広島大学への要望は、教養ゼミやその後の展開を通じて、地域と大学の継続的で発展的な関係を構築していきたいという内容が中核になっている。
26年度から同地域で計画している広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)教養ゼミは、特産みかんを用いたジャム、マーマレード、レモン化粧水の製造体験など観光との連携につなげるもので検討が進んでいる。
伝統とブランドのある大長みかんの収穫から一連の農作業体験活動にもつなげて欲しい、伝統の櫓祭りも含めて広大との継続的な連携にしたいとの、強い要望が出されており、これを実現する大学での連携サークルづくりへの期待も大きい。
地域でのインターンシップ受け入れなども検討する協議ができる体制になってきている。
地域活性化を進める地元組織も体制固めを行い、近々新組織が発足できることから、広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)との連携も一層進められるとの期待も高い。
また、地元でみかんに関する地域コンセプト館の開所にむけて検討を進めており、みかん、くらし、フロンティア、健康のようなイメージで活性化の一つの手立として進めていきたい意向である。