地(知)の拠点整備事業 東広島市のファーム・おだとの地域連携推進の協議を行いました。

東広島市のファーム・おだにおいて、当該組織の活動や課題と広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)との連携強化について検討を進めている。平成26年度からは、広島大学生物生産学部の教養ゼミの現地実施地域として連携することや、地域の方を招いての特別講義の講師にファーム・おだの吉弘組合長をお願いすることになった。

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ファームおだの26年度計画等oda_3
  作付面積は、約95ha(うち水稲53ha、転作等42ha)で、転作は大豆17ha、そば3.6ha、小麦8.8ha、野菜2.9ha、米粉用米が3.2ha、飼料米が6.2haである。米の収入は限界になりつつあるので、売り上げが好調な米粉パンに期待されている。国や県の試験場と共同で、新しい飼料用稲の栽培、草刈りロボット(リモコン操作型)、大豆遅まき品種の導入、湛水直播、大豆新品種(あきまる)、マスヤみそとの連携を計画中である。数十年続けてきた土づくりの効果もしっかり評価し、栽培の基本にしていきたい意向が強い。法人として、若い職員を積極的に雇用したいとのことだが、ファーム・おだで働きたいという視察者も増え、現在20代3名、30代3名が働いており、人材面で今後に希望が持てるようになったと話されている。