地(知)の拠点整備事業 呉市における地域活性化研究報告会で学生が発表しました。

広島大学生物圏科学研究科の加藤愛さん(院生)が、過疎化・高齢化が進む地域の活性化策として広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)が実施してる呉市豊町大長地域との域学連携の有効性などについて発表を行った。

呉市における地域活性化研究報告会発表

加藤さんの発表は、呉市豊町大長櫓祭りに関わり、①地域にとっての伝統行事のあり方を調査・分析し、維持方策を検討する、②域学連携に持続性を付与する方法を検討するという内容で、大学と地域の調査結果、今後の展開、地の拠点の仕組みなどを説明した。呉市豊町大長櫓祭りなどを通じて広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)の学生、院生が主体的に連携を行う成果としての報告も行った。

呉市における地域活性化研究報告会発表

報告会の出席者からは、「広島大学生物生産学部(生物圏科学研究科)と学生の活動に感謝している。地域も大変喜んでいる。長いスパンで取り組んで欲しい。」「他地域との祭りの連携なども検討して欲しい」「地域貢献としても素晴らしい取り組みだが、継続していくための課題は何か」などの質問・意見が出された。

広島大学生物圏科学研究科細野准教授や加藤さんから、①今後も少しづつ取り組みを改善して関わっていきたい、②特定の他地域の祭りと形が似ており、関係を調べるなど連携も検討したい、③継続的な学生の支援組織育成の必要性とともに、25年から大学が取り組んでいる「地(知)の拠点」によって、継続的に進めて行きたいと回答し、積極的な意見交換が行われた。

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