世羅町における地域志向インターンシップ研修が、中国新聞に掲載されました

 生物生産学部では、地(知)の拠点連携地域である世羅町において、平成27年9月7日(月)~9月11日(金)に6名の学生がインターンシップ研修を行いましたが、その様子が9月8日(火)の中国新聞に掲載されました。

 世羅町でのインターンシップは、世羅町や世羅高原6次産業ネットワークなどが計画していただき、初日の7日に世羅夢高原市場で開校式が行われました。その後、学生は世羅幸水農園、世羅向井農園、株式会社恵で実際の研修を受けました。
 例えば、株式会社恵での研修内容は、せらワイナリーに出荷する白ワイン用ハニービーナス(ぶどう)の収穫、他の品種のぶどうのパック詰め、キャベツの収穫、コメの袋詰め、田んぼの周りの雑草刈り、獣害対策用電気柵設置などの現場作業研修でした。

 学生は農家民宿して5日間の研修を終えましたが、最終日(11日)は、参加した学生、世羅町役場、夢高原市場、研修受け入れ先の方々とのワークショップが開催され、地域への学生の意見・提案がまとめられました。

 

 学生は、インターンシップで受け入れていただいた感謝の気持ちと共に、本で読むだけではわからなかったこの経験を生かして、少しでも農家の目線に立って意見を発言していけたら、また地域の助けになる活動ができればと話していました。

 このインターンシップは、広島大学中山間地域島しょ部領域における「地域連携から地方創生へ」という共通のテーマのもとで実施しており、文部科学省地(知)の拠点活動の一環となっています。