江の川漁協組合長&川根振興協議会長をお招きして中山間地域島しょ部連携特別講座と一般公開講座を10月11日に開催しました。

江の川漁協組合長&川根振興協議会長をお招きして中山間地域島しょ部連携特別講座(10/11)と一般公開講座を開催しました。

日時: 2017年 10月11日(水)16:20~17:50
場所: C201講義室

テーマ:江の川漁協の豊かな川づくりについて
     川根振興協議会の心のきずなと住みやすい地域づくりについて
講師:江の川漁協組合長&川根振興協議会長 辻駒健二氏

内 容:辻駒氏は、江の川漁協組合長及び安芸高田市の川根振興協議会長として、中山間地域の振興など、経済活動と福祉活動を結びながら活躍されています。
・中国地方最大の河川である江の川の環境は以前に比べ悪化し、アユの漁獲量は減少傾向ではありますが、豊かな川の流れを守り、次世代に引き継ぐことが江の川を預かる責務であり、地域社会へ貢献することであると考えられ、これからも良好な河川環境の復元に向け「魚が躍る江の川」「賑わいのある江の川」「楽しめる江の川」を目指されています。

・川根地域は247世帯570人の山間地域にあり、過疎高齢化による地域の将来への危機感から「自らの地域は自らの手で」とした住民自治組織「川根振興協議会」を設立しました。
川根振興協議会では、宿泊研修施設「エコミュージアム川根」の運営、一人一日一円募金、七十五歳以上の一人暮らし訪問活動、福祉施設のサテライトデイサービス、JA高田から譲り受けた店舗「万屋(よろずや)」や給油所「油屋(あぶらや)」の運営、交通弱者を支えるコミュニティバス「もやい便」の運行、「農事組合法人かわね」など、経済活動と福祉活動を結ぶことで地域活動の持続を図っています。生涯現役で、楽しく、豊かに、安心して地域に生きるために、自ら提案し、責任を持って行動することを通して、誇りと自信の持てるふるさとを目指して、生活の中からの取組を続けています。