地(知)の拠点整備事業 福山市走島中学校立志式での活動に参加し、学生が体験報告を行いました。

 広島大学生物生産学部の学生による講演が行われ、広島大学での経験をもとに「目標を持ち人や社会に貢献することが重要である」というテーマが中学生や同席した地域住民に感銘を与え、高く評価された。

 3その後、立志式に出席された公民館館長と、広島大学が、地域振興に関する意見交換を行い、島にある旧家の文化的価値を大学が評価し、学生ともに多様な活用方法を検討する可能性について議論を行った。広島大学の生物生産学部生も、学生・女性の視点で議論に加わり、企画提案も行うなど学生の主体的な活動となった。

 

意見交換内容

  • 今回の走島中学校の立志式は伝統的なものだが、この伝統を守るためにも何とか島の活力が 維持できるような方法がないか早急に考えたいので、広島大学との継続的な連携関係をお願いしたい。
  • 島の漁業収入が過去に比べて激減しており、若い人が島外に出ていく結果になっている。
  • 旧庄屋の家屋や敷地にある井戸などの文化的価値は高いと考えており、民泊・交流の場所にもなると考えているが、大学と共に良い方法を提案したい。