事業概要

summary01広島大学「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」では、広島地域の共通課題である「ひろしま平和発信」、「中山間地域・島しょ部(条件不利地域等)対策」、「障がい者支援」の3つの重点課題の解決に地域と連携して取り組みます。

世界最初の原子爆弾の被害を受けた本学は基本理念として、「自由で平和な一つの大学」を建学の精神として継承しています。共通課題のうち「ひろしまの平和発信」領域では教育プログラムを進めるにあたり(公財)広島平和記念資料館と協定を締結し、資料館が抱える問題解決に学生が取り組みながら、学生の育成を進めます。

この演習の特色は、従来の平和学習の座学に加えて、広島平和記念資料館を学生教育のフィールドとして活用し、広島平和記念資料館が抱える課題解決に学生が積極的に関わることで、ヒロシマへの理解を一人一人深める取り組みを行います。まず、学生は座学で原爆の実相に関するリテラシーを高めた後、広島平和記念資料館のニーズを汲み上げた問題解決型演習を行います。最終的に現地調査・問題解決に関するレポートからなる「地域志向教育演習」をすすめ卒業研究に繋げます。これらの課題を座学と現場で学習した卒業生(本学の7割は県外出身者)が、ヒロシマの心を理解し、日本全国・さらには世界各地で、平和共存社会の実現に向かって貢献できる人材を育成することを目的としています。

当初は霞キャンパスにある歯学部から取り組みを開始しましたが、現在では、東広島キャンパスの文学部なども参加し、全学的な取り組みとして広がっています。このような地域連携による教育プログラムを通して、学生自らが主体的に考え、成長していくことが期待されます。

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