地域志向インターンシップの考え方と仕組み

 広島大学地(地)の拠点インターンシップは、地(知)の拠点の目標や活動方針に基づき、体験授業などを実施いただいている地域・自治体の皆様方と広島大学生物生産学部が連携して、学生が一定期間地域や市町などで体験したり研修生等として働き、自分の将来に関連のある地域体験を通じて地域に貢献する人材を育成しようとするものです。
 とりわけ広島大学地(地)の拠点中山間地域島しょ部領域の共通テーマである「地域連携から地方創生へ」の考え方を基本に、大学、地域、市町が協働して取り組む活動になっています。
 また、インターンシップは、教養ゼミ体験学習と特別講座を受講した学生が、より発展的な体験学習をおこなうための教育科目になっており、自治体(市町)・地域と大学の連携の下、学生が希望する地域体験を実施できる組織等を両者が調整しながら進める仕組みになっています。

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業インターンシップゆめランド布野
  具体的には、以下のような「COC型インターンシップ」とも言える新たな仕組みになっています。
(1)インターンシップを通じて広島県内の地域の秀でた取り組みや活動を学生が主体的に学び、少しでも中山間地域島しょ部に貢献できる活動を学生が展開することを基本にし、地域志向型人材の育成にもつなげようとするものです。
(2)実施期間は8月から9月で、生物生産学部の学生を中心していますが全ての学部の学生を対象にしており、3日から6日間地域に泊まり込んで活動を行います。
(3)市町や地域が提案するインターンシップ活動を基本に、大学が学生のニーズとのマッチングを行いながら、学生の主体的な地域活動につなげるよう調整しています。
(4)市町や地域の方々は、インターンシップに臨む学生と対話しながら、学生のニーズに対応した研修に修正するなど、機動的なメニューが提供されます。

中山間地域・島しょ部連携インターンシップ
インターンシップまでの流れ

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number01公募開始
学説明会開催(6月中旬~下旬)
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number02インターンシップ希望調査票を地域連携室に提出

第3希望まで決めて提出すること

第1次募集締め切り(7月上旬日)
 ◇募集人員に満たない場合、随時、第2、第3次募集開始
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number03受入れ先の選定
希望調査票をもとに、地域連携室が受入れ地域・市町と調整
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number04受入れ先の決定

応募状況によっては、希望外の受入れ先を提案する場合がある

各学生にメールにて随時、決定内容を通知
 ◇第1次募集は、7月末までには受入れ先を決定
 ◇派遣先、実習内容、日程、交通手段、宿泊費用等をお知らせ
   (受入れ先によって状況は異なります)
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number05学生の意思確認

どうしても日程が合わない場合は、事情を添えて他の受入れ先を検討

学生はインターンシップの内容について確認をおこなう
 ◇地域連携からメール送信後、3日以内に確認の返信をすること
 ◇日程が複数提示されている場合は、参加可能日を連絡
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number06応募表を作成し、地域連携室に提出
募表に具体的な志望理由などを記入
 ◇インターンシップ受入れ時期の1週間前までに提出
 ◇応募表は、受入れ先に提出します
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number07受入れ先にてインターンシップをおこなう
 ◇できるだけ記録写真を撮っておく(数枚:スマホ等でもOK)
受入れ期間は8月中旬~9月末の間の4~6日間(地域によってこれ以上も有り)
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number08インターンシップ終了後
就業体験日誌と報告書を作成し、地域連携室に提出
 ◇インターンシップ終了後、1週間以内にファイルで提出
 ◇応募表、報告書(写真含む)、受入れ担当者による評価にて単位認定
地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_number09報告会または報告書によって支援いただいた行政等や 興味のある学生に報告

広島大学 生物生産学部地域志向
インターンシップ実施地域

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業int_figure01

 地域で学び関わる本学固有のCOC型インターンシップ(全学対象)の仕組みを確立し、地域人材育成の面で一層の地域連携にもつながっています。

 

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業 広島大学COC中山間地域島しょ部領域トップへ