研究科長あいさつ

〖地(知)の拠点中山間地域島しょ部対策領域〗

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業吉村研究科長 写真(トリミング版)平成28年4月1日

 

   広島大学生物生産学部長

広島大学大学院生物圏科学研究科長

吉村幸則 

 

 

 平素は、広島大学生物生産学部の教育・研究活動に多大なるご理解とご支援を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、広島大学では、「平和共存社会を育むひろしまイニシアティブ拠点」が平成 25 年度文部科学省「地(知)の拠点」事業に採択されました。この事業には、①平和発信、②障がい者支援、③中山間地域・島しょ部対策〈条件不利地域対策〉、の3つの領域が設定されています。この中で「中山間地域・島しょ部対策」領域について、本学部がその教育・研究プロジェクトの中心を担っております。

 ご案内のとおり広島県の中山間地域や瀬戸内海島しょ部は、過疎化と高齢化が進み、地域社会が条件不利化しています。広島大学では、学びを通して中山間地域・島しょ部が抱える問題への認識を深め、解決に向けて考え、主体的に行動できる学生を養成しています。また、住民の皆様、自治体や企業・団体等と連携し、地方創生の拠点形成を目指しています。

 平成26年度から、地域の皆さまのご支援・ご協力を頂きながら、体験型授業やフィールドワークを取り入れた教育プログラムを開始し、地域に根ざした課題解決が可能な人材の育成をめざした取り組みを行っています。
 具体的には、大学1年生が参加する教養ゼミにおいては学生がフィールド体験を行い、また体験を通じた学生のアイデアや提案などを地域貢献につなげる地域・市町との意見交換なども行うと共に、円卓フォーラムの開催、Webサイト、プレスリリースなどによる積極的な情報発信も行っております。また、地域で活躍している方々を招聘して開催する特別講義、地域体験を深めるインターンシップ、地域の声を踏まえた地域貢献活動、地域課題をテーマにした卒業論文や研究など多様な活動も推進しております。
 このように、本学部では地(知)の拠点の教育・研究活動を通じて、基礎学力から地域への応用展開力を身につけた人材を育てる仕組みづくりが順調に進んでおります。

 さらに、平成27年度からは、本事業が「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」になったことから、本学部では「地域連携から地方創生へ」をテーマに掲げて、大学が地域と連携する意義、地域が大学と連携する意義を考えながら地(知)の拠点の取組を進めております。
 本事業は、地域をはじめ多くの関係者の皆様のご支援・ご協力があればこそ継続できる取り組みです。本事業の成果が、地域の皆様に少しでも役立てればと考えておりますので、今後とも、皆様方の格別のご指導・ご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

地(知)の拠点大学による地方創生推進事業研究科長あいさつ