地域漁業学会にて、天野特任助教が、「地域漁業と大学-地方創生と人材育成の視点から-」というシンポジウムを企画し、大泉コーディネーターが中山間地域・島しょ部領域での活動を報告しました。

 地域漁業学会にて、天野特任助教が、「地域漁業と大学-地方創生と人材育成の視点から-」というシンポジウムを企画し、大泉コーディネーターが中山間地域・島しょ部領域での活動を報告しました。

地域漁業学会 天野助教         シンポジューム企画趣旨説明を行う天野助教

 10月25日~26日、広島大学生物生産学部にて、地域漁業学会第57回大会が開催されました。このなかで、「地域漁業と大学-地方創生と人材育成の視点から-」というタイトルで、シンポジウムが企画され、中四国の大学で地(知)の拠点事業に取り組む広島大学、島根大学、愛媛大学、それに下関水産大学校が加わって、水産分野における地域志向型教育と研究をめぐって、経験交流と意見交換を行いました。

 このシンポジウムを企画したのは、広大地(知)の拠点事業で中山間地域・島しょ部領域の活動を行う、天野通子特任助教でした。天野助教は、この2年間の地(知)の拠点事業活動を振り返る視点を提起し、あわせてより地域に根差した活動にしていくための指針を提案いたしました。それを受けて、大泉コーディネーターが、中山間地域・島しょ部領域の活動を紹介し、成果と課題を明らかにしました。

地域漁業学会 大泉コーディネータ    広島大学COC中山間地域島しょ部領域の活動報告する大泉コーディネータ

 シンポジウムでは、広島大学の他に、島根大学、愛媛大学、下関水産大学校から、日頃取り組む地域志向型教育の内容について詳しい報告がありました。専門教育のなかにいかに地域視点を盛り込むか、持続的なカリキュラムにしていくための工夫など、実践的な事柄にも話題が及び、一般参加者を交えて熱心な討論が繰り広げられました。